1-Pager 提案書｜円版Ethena「CCJPY / sCCJPY」

次世代円建てステーブルコイン・エコシステムによる新たな収益機会

1. 基本コンセプト

CCJPY
JPYペグの合成ステーブルコイン
sCCJPY
CCJPYステーキング利回りトークン
暗号Δ中立
BTC/ETHロング＋USD建て先物ショート
為替Δ中立
USDJPY O/Nフォワードロール

sCCJPY利回り構成：Funding/Basis + ETHステーキング + FXキャリー − コスト

2. 既存BTC預かりの活用

  • 既存BTC預かりは「担保利用」として活用
  • BTC自体を直接ステーキングではなく、担保として円ベース運用に組み込む設計
BTC担保
→
円借入
→
CCJPYミント
→
sCCJPY

3. 顧客導線

新規ユーザー（JPY）
JPY入金
→
CCJPY
→
sCCJPY
JPYオンランプでシンプルUX
既存BTCユーザー
BTC担保
→
円借入
→
sCCJPY
BTC担保活用による円建て利回り参加
円版Ethena
CCJPY / sCCJPY

経済性とチャンス

7.66%
Ethena（USDe）直近利回り
15%+
過去最高利回り実績
4-5%
円建て目標利回り
  • 顧客体験：円を入れるだけで「円のまま利回り」が得られるUX
  • CCGにとって：預かり資産の収益化、ホワイトラベル基盤提供による拡張

リスク管理・ガバナンス

  • ペグ維持：オラクル、日次アテステーション、保険基金
  • Δ中立戦略：暗号資産・為替双方のリスクヘッジ
  • 透明性：リアルタイム担保状況開示
  • 監査体制：定期的な第三者監査実施

想定ユーザー

個人投資家：円資産安定利回り
機関投資家：ポートフォリオ多様化
BTCホルダー：担保活用追加収益
企業：独自ブランドステーブル

4. 市場機会

  • 多くの金融・非金融事業者が「独自ブランドの円ステーブル」を検討中
  • 課題：①裏側の流動性分散、②運用先不足
  • 提案：CCGがバックエンド基盤を提供
  • 各社は独自ブランドでステーブル発行
  • 裏側のJPYバックはCCJPYに紐づき、sCCJPYステーキングの仕組みも共通利用可能
  • CCGは「円ステーブルのインフラ・レイヤー」として収益化

5. 技術アーキテクチャ

スマートコントラクト
監査済み安全なプロトコル設計
オラクルシステム
複数データソースによる価格取得
リアルタイム監視
24/7自動リスク管理システム
マルチシグ管理
分散型ガバナンス体制

6. 競合優位性・市場ポジション

  • 日本初の本格的円建て合成ステーブルコイン
  • Ethena実績（TVL $2.8B+）に基づく堅実な設計
  • 既存BTC資産活用による新収益源創出
  • 規制対応柔軟スキーム・金融機関連携
  • ホワイトラベル基盤による市場拡張性

次ステップ

円版Ethena「CCJPY / sCCJPY」提案書
2025年9月12日